カラボギャラリー第3回企画展-色を探検する展-Explorer of Color

2018.09.15 sat ~ 2019.04.19 fri
東京工芸大学色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」では2018年9月15日(土)より2019年4月19日(金)まで第3回企画展、『色を探検する展 Explorer of Color』を開催いたします。

文部科学省の平成28年度「私立大学研究ブランディング事業」に採択された『「色」で明日を創る・未来を学ぶ・世界を繋ぐKOUGEIカラーサイエンス&アート』事業において、東京工芸大学のユニークな取り組みが加速しています。


事業の拠点となる色の国際科学芸術研究センター「カラボギャラリー」では、2018年9月15日(土)から第3回企画展『色を探検する展』を開催。今回は、近くて遠い「色」を極めて間近に感じようと「色を探検する」というテーマで展覧会を企画しました。
自分がいま見ている色が、実は三原色と呼ばれる基本的な色の足し合わせでできている、というのは、少し知識のある人であれば当たり前のように知っていることです。ところが、その三原色を手に渡されて、自由に足し合わせてみましょう、と言われると、その足し合わせが作り出す色が面白くて、あれこれと試したくなってしまいます。 つまり、知っていることと、それを実感し、すぐそこにある現象として親しむこととは、まったく別のことなのです。

今回の展示は、迷路を探検するコースを進み、 太古の昔から近代そして現代に至る色彩技術を宝物として順に集めながら、ミクロの世界から宇宙の果てまで広がる「色」という物理現象を理解し、親しんでいくテーマパークです。
本展の主旨は、「色」をテーマにして、最先端の「アートとテクノロジーの融合」を体験してもらうこと。これは、「工・芸融合」を特色とする東京工芸大学の学びの面白さを知ることにもつながります。


展示案内

19世紀のカラー印刷
自然の織りなす神秘の色彩ー構造色
AIアーティスト絵画ミラー
偏光で探検する色彩ワールド
減法混色グラデーション立方体
色×元素〜光る気体のヒミツ〜

オープニング記念講演

「古代エジプトの壁画の色彩」

古代エジプト王墓壁画のデジタル保存を行う国際プロジェクトの中で本学教員が撮影したデータを、 本学卒業生の活躍する印刷会社による高度印刷技術で印刷した実寸大壁画を展示します。
テレビ等でもおなじみのエジプト研究の第一人者、吉村作治先生には、豊富なご研究とご経験をまじえて色を通して見えてくる古代エジプトの謎について楽しくご講演を頂きます。

日時2018年10月6日(土) 13:40 – 15:10
ゲスト吉村作治 先生(東日本国際大学 学長)
会場東京工芸大学厚木キャンパス7号館
〒243-0297 神奈川県厚木市飯山 1583
定員300名(予約不要・入場無料・年齢制限なし)