画像からの受ける人の感情を推定する基盤技術の構築

工学部 工学科教授 姜 有宣

画像を見て受ける人の感情を推定する基盤技術を構築するのが本研究の目的であります。人の顔から表情を認識するとその人の感情を推定するのが出来るので,その技術を利用して一般的な写真を見て人が受ける感情を推定します。

最近、人間の顔表情から感情を分析する技術においてもAI技術や深層学習が適用されています。コンピュータビジョンアルゴリズムと深層学習の技術を活用すれば、デジタル映像に映った人物の表情から感情を読み取ることが可能になりました。

現在、本研究室ではMicrosoft社のクラウドコンピューティングサービスAzure[1]からFace APIを利用して人物の性別、歳、表情から推定する感情などを認識するプログラムを開発しています。そのプログラムは顔写真を入力したら、画像から顔を検出し、一人一人の性別と歳、感情などを推定することが出来ます。

今後、画像に映し出された物体と背景、画像の色合いと明るさなどを特徴として一般物体認識技術と画像の色情報をパターン化し、画像を人が見た時受ける感情を推定する深層学習アルゴリズムを構築する予定であります。

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