アントニ・ガウディの設計手法における色と形の関係に関する実験的考察

工学部 建築学科准教授 山村健

建築家アントニ・ガウディの設計手法を科学的に検証する実験です。
サグラダ・ファミリア聖堂の1/10の鐘楼模型でガウディの表現した色彩付与の関係を考察します。

実験的検証として、フレーム模型、積層模型、マッス模型、トレンカディス模型の4つの模型を制作しました。
この4つの模型によって形と色の関係がより効果的に理解できるようになったと考えています。
現在は、鏡の効果を用いた距離と視点の関係を検証している段階で、具体的には小さくなる(遠くなる)ほど中朝的な形態を用いたガウディの設計手法を科学的に検証を進めています。

また、AIによる色の学修方法とガウディの色彩付与の関係を考察する研究テーマも萌芽的にあると考えています。

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