マルチスペクトルカメラを搭載したUAV(ドローン)による環境・植物育成のカラーマッピング

工学部 工学科 電気電子コース 教授 内田 孝幸
工学部 工学科 化学材料コース 教授 大嶋正人
芸術学部 インタラクティブメディア学科 教授 久原 泰雄

UAV(無人航空機、通称ドローン)を用いて空撮をミッション飛行で行い対象とする区域の植生や環境の状況を人の目に見えない帯域を含んだマルチスペクトル技術によって可視化、マッピングする研究

UAV(無人航空機、通称ドローン)を用いて、対象とする区域の空撮をミッション飛行(自動飛行)によって、数十~数百枚の写真をマルチスペクトルカメラを用いて取得します。その後、それらの画像群を(正射画像にして重ね合わせ)統合し、いわゆるオルソ画像を構築します。

この画像には、立体の情報や、スペクトルの特徴から、植生や環境の状況を人の目に見えない帯域を含んでいるので、それらを目的に応じて指標化し図に示した画像のような可視化・マッピング画像の生成が可能です。これによって、効率のよい植生管理を始め、森林、土壌さらには、海洋(海岸)における環境の状態をモニタリングが可能となります。
さらに、RTK-GNSS(全球測位衛星システム)や、VRSC. 仮想基準局(VRS) by CLAS(センチメータ級測位補強サービス)を伴って、高い精度のマッピングや3Dモデリングの実用化を目指しています。

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