仮題「うつろいの色、紅」学術映像の制作

芸術学部 映像学科 情報コース 准教授 矢島 仁
工学部 工学科 化学材料コース 教授 山田 勝実
工学部 工学科 教授 松本 里香
小田 珠生

この研究課題で製作する映像は紅花色素の色の多様性を示しながら、紅花色素の特徴を科学的に示し、紅花染めの美しさの秘密に迫る計画です。
紅花染めワークショップを実施し、映像作品としての発表、カラボギャラリーでの展示を予定しています。

「紅色とはどのような色なのだろう」古典文学の世界では移りゆく儚い色という印象があります。
私はこの数年、紅花色素を扱ってきた経験から紅花の作り出す色の範囲の広さを実感しました。

現在は古典文学に見られる紅の扱われ方を調査し、紅花色素の色の多様性、紅花色素の特徴、紅花染めの美しさの秘密を科学的に迫る映像作品の骨組みとなる撮影台本を作成している段階です。

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