色を活用した教育・コミュニケーションシステムの研究

工学部 コンピュータ応用学科 教授 曽根 順治
工学部 コンピュータ応用学科 教授 宇田川 佳久
工学部 コンピュータ応用学科 教授 片上 大輔
工学部 電子機械学科 准教授 大海 悠太
工学部 コンピュータ応用学科 准教授 東本 崇仁
工学部 コンピュータ応用学科 助教授 大保 武慶
工学部 コンピュータ応用学科 教授 姜 有宣

色を活用した教育・コミュニケーションシステムの要素技術を開発を目標としております.環境としての色を変化させるLED照明とその制御システムの開発や,ロボットの色変化を活用した学習時における学生への影響調査,会話コミュニケーションスタイルの基礎的な研究,生体情報を活用して自律神経系への色の影響調査,データマイニング技術を活用したログ解析機能などを開発しています。

平成30年度研究成果ダウンロード

色を活用した学習方法,色を主体とした画像処理と深層学習を活用したロボット制御や,ロボットと色を活用した会話コミュニケーションスタイルの3テーマを主体に研究しております。色を活用した学習方法におきましては,教師,TA,学生の3ロボットを用い,各役割に該当する発言をそれぞれのロボットに行わせる時,学習への色の影響度合いを調査し,さらに,学習者の個別性の影響の調査も進めております。

ロボット制御のテーマは, 12台のLEDライトを制御できる学習室の構築しております。深層学習用のGPU-PCを用いた画像学習機能を開発し,教室内での学生の挙手を骨格認識ができるようになり、学習支援ロボットのPepperが,学生のところに自動移動できるように開発を進めており,色と学習効果の検討を進めます。

また,会話コミュニケーションのスタイルのテーマは,会話コミュニケーションのスタイル変化による評価実験より,会話のスタイルにより,相手の印象が変わることを確認しております。また,ログ分析の機能や共起表現を見つけ出す機能を開発しており,色が影響する生体情報を検出できる座布団とデータ処理システムを活用して会話スタイルを深めていきます。

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