フォトグラメトリ、LiDAR技術を用いた3Dモデリングとインデックスマッピングを含むフルカラー3D造形

工学部 工学科 電気電子コース 教授 内田 孝幸

UAV(無人飛行機、通称ドーロン)などを用いて、多視点画像を取得し、それらの画像を元にフォトグラメトリによって3Dモデルと構築する。
さらにLiDAR技術によって高精精度な画像を得るとともに可視光以外の特徴を抽出できるインデックスマッピングを構築し3D化する研究。

令和4年度研究成果ダウンロード

フォトグラメトリは以前は「写真測量」という意味であったが、近年では周辺技術の格段の進展によって「多視点画像からの3D構築・復元」という意味になっている。本研究では、この技術に画像取得・計測における精度の高いLiDAR技術を取り入れ3Dモデルを構築する。

また、対象は可視光画像のモデルだけでなく、例えばサーモグラフィといった温度の特徴によるインデックスマッピング、それに加えて、植物の育成状況をマッピングするNDVI(正規化差分植生指数)などを用いて、これまで主に2D表示であったインデックスマッピングを、3D化する。

さらには、3Dを画面上に表示するだけでなく3Dプリントをして造形物を得ることで直感的な把握の一助とする。

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