MIDOLABO 2023-2024: Production and Study of Place, Environment and Media for Revitalization of Atsugi Midorigaoka Housing Estate

工学部 工学科 教授 森田 芳朗
工学部 工学科 教授 田村 裕希
芸術学部 デザイン学科 助教 髙城 光
工学部 工学科 教授 森山 剛
工学部 工学科 教授 山本 佳嗣
工学部 工学科 教授 内田 孝幸
工学部 工学科 教授 海老澤 模奈人
工学部 工学科 准教授 香月 歩
工学部 工学科 講師 鍛 佳代子
芸術学部 インタラクティブメディア学科 教授 久原 泰雄
芸術学部 マンガ学科 教授 細萱 敦
工学部 工学科 教授 八尾 廣
神奈川県住宅供給公社 茶屋道 京佑

ミドラボは、東京工芸大学と神奈川県住宅供給公社の連携協定のもと2018年から続く、厚木市緑ヶ丘団地とその周辺エリアの活性化プロジェクトである。
高度経済成長期に建てられた団地を舞台に、工学部と芸術学部の教員や学生がコラボレーションしながら、さまざまな研究・制作活動に取り組んでいる。

高齢化や空き家といった社会問題がフォーカスされがちな団地だが、ゆとりあるオープンスペース、時間をかけて蓄積された暮らしの歴史など、一般の住宅地にはない資産を団地は有してもいる。それらの価値を再発見し、高めていくことがミドラボのミッションである。具体的には、以下のプロジェクトを通して「学ぶ」「つくる」「暮らす」「つながる」が一体となったもうひとつのキャンパスづくりを目指す。

1. オープンストリート構想の実践:フェンスで閉ざされた団地のオープンスペースを少しずつ開き、新しい生活の風景を生み出す「オープンストリート」構想をデザインし、ひとつひとつかたちにしていく。

2. ウェルネス住宅の実証実験:団地の住戸を快適で健康な「ウェルネス住宅」に改修するための実証実験を行う。

3. マンガ・プロモーションビデオの制作:マンガやプロモーションビデオなどのメディア制作を通じて団地の魅力を社会に伝える。

4 .ミドリバ:地域に貢献する「団地活性サポーター」として団地で暮らす学生が、集会所で居場所づくりのプロジェクトづくりに取り組む。

写真:髙橋菜生写真事務所

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