顔色解析による健康可視化と音声インタフェーススマートミラーへの実装

工学部工学科 准教授 神原 裕行
工学部工学科 教授 辛 徳
工学部工学科 教授 姜 有宣

本研究課題では,筋活動の直感的なフィードバックと操作を可能とする技術開発を目的とし、以下の三つの課題を実施する。

課題1:腕の複数の筋肉の活動を簡便に計測できるシステムの開発
課題2:複数の筋肉の活動を色情報へとマッピングする筋活動可視化システムの開発
課題3:色による筋活動の可視化の効果と検証.

現在は課題1に関して、Delsys社製の筋電信号計測装置を利用した計測システムを開発した。また、課題2に関して手首の筋活動をRGBで表される色へと変換するプログラムを開発した。

令和4年度研究成果ダウンロード

【課題1】に関して、簡便な筋活動計測システムの構築を目指し、前腕に装着可能なアームバンド型の筋電信号計測装置を使用する予定であったが、その候補であったMyo(Thalamic Labs社製)はライブラリの提供等を含むサポートが終了しているため、使用方法を調べるのに時間を要してしまい、未完成となっている。
そのため、従来から研究室にあったDelsys社製の筋電計測装置を用いて計測システムを構築した。

【課題2】に関しては、手首の5つの筋肉の筋活動からRGB空間で規定される色への変換プログラムを構築した。

Share Our Research