Research into Haruki Egashira's materials and attempts to restore his natural color photographs
工学部 工学科 准教授 行谷 時男
芸術学部 写真学科 准教授 小原 真史
工学部 工学科 教授 山田 勝実
工学部 非常勤実験講師 矢島 仁
千葉大学アイソトープ実験施設 グランドフェロー 久下 謙一
1920年代に撮影されたと思われる三色分解原版から当時の技法で天然色写真を復元する試み。
現代のカラーフィルムのような多層塗布の感光材料を順調に製造できなかった概ね1940年頃以前には、巧みな光学系により三色分解撮影をした原版を元に、順次染色をするなどの方法でカラー写真を得ていた。
1923年創立の東京工芸大学には、写真に関するさまざまな資料が残されている。特に創立時の理事であり天然色写真の教育も担当していた江頭春樹氏の遺した資料には、六櫻社におけるカラー写真の開発に関する1920年代から1950年代までの実物資料が残されている。
この研究は、写された人物から1920~25年ごろと思われる一組の三色分解原版を、当時の技法に準じた方法で天然色に復元する試みである。
