姿勢及び運動習慣の違いがもたらす顔色変化の数値化

工学部 メディア画像学科 准教授 森山 剛
株式会社EMBOSS 代表取締役 小川 尚志
株式会社コルラボ 代表取締役 中村 俊
リガーレ・カイロプラクティック横浜 副院長 佐々木 空
Piyarat Silapasuphakornwong
木津 直昭
上平 員丈

姿勢や運動習慣を変化させた際の生理反応は、瞬時に変化するものではなく数日から数週間をかけて徐々に変化するものであると考えられます。
生理反応を計測する際に健康状態以外の要因は固定して計測するのが理想であるという観点から、スマートミラーを使用した自律神経活動を数値化するシステムを作成します。

生理反応を計測する際に健康状態以外の要因(例:画像撮像の照明条件)は固定して計測するのが理想であると考えられています。
これらの観点から洗面台の鏡をハーフミラーで作成し、裏面に設置するカメラ(可視光及び赤外線)から鼻部皮膚温や皮膚色の周期変動を捉え、自律神経活動を数値化するシステムを作成します。

現在まで、作成するスマートミラーのサイズや材質を含む設計を行いました。
本システムは、木枠のついたハーフミラーが本体で、その裏面の一部にカメラやセンサの接続されたRaspberry PIを接続した液晶ディスプレイをはめ込むことで、ミラー全体が一種のセンシングデバイスとして機能すると共に、その一部に情報表示機能を有することでユーザへのフィードバックを可能にします。
今後、実際の生活空間にインストールして中長期にわたって使用する実験を行います。

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