Pepperによるテレイグジスタンスロボットの色による情動表現の開発
工学部 工学科 工学科機械コース 准教授 大海 悠太
工学部 工学科 工学科機械コース 教授 辛 徳
人型ロボット「Pepper」をテレイグジスタンスロボットに改良するためのシステム構築と、カメラ画像から取らせる情動について検討するため、情動画像データ集IAPSと物体認識アルゴリズムのラベルの対応関係を調べた。
要素技術の動作確認をすすめており、Pepperを無線環境で動作させることや、YouTube Liveへの配信が可能なことを確認できた。
今後は自律的に色で感情表現を行うシステムを完成させ、テレイグジスタンスと統合し、被験者実験を行う。
また、Pepperの頭のカメラの映像もネットから見られるようにし、Node.jsでコントローラなどと合わせることで、テレイグジスタンスシステムができると考えている。
新研究室で錯視ドレスやChaotic Video Feedbackなどの作品の閲覧に用いることができるかを検証する。
現状でもIAPSデータとYOLOの対応はほぼできているので、感情と色の関係を決めて自動的にPepperの色を変化させるシステムを構築し、CATRによるキャプションとIAPSの先行研究の結果も含める。