外観デザインと調和する色制御が可能なカラー透明アンテナの実現

工学部 工学科 准教授 越地 福朗
工学部 工学科 教授 山田 勝実
工学部 工学科 教授 内田 孝幸
工学部 工学科 准教授 安田 洋司

本研究では、複数の透明導電膜を併用・合成・積層することで、従来にない高い電気的導電性と光学的透明性を両立し、さらには色制御可能な透明アンテナとすることで、デザイン性と機能性を両立する【デザイン的親和性の高い透明アンテナ】の実現を目指す。

令和4年度研究成果ダウンロード

本研究では、複数の透明導電膜を併用・合成・積層することで、従来にない高い電気的導電性と光学的透明性を両立し、さらには色制御可能な透明アンテナとすることで、デザイン性と機能性を両立するデザイン的親和性の高い透明アンテナの実現を目指すとともに,アンテナの広帯域化などの高性能化にも取り組む。

本研究の成果によって、窓やガラス・めがねなど透明なものに透明性を維持したままアンテナ機能を付加できるだけでなく、壁・天井・ディスプレイ・自動車ボディなどに対して外観を変えることなくアンテナを付加することも可能となる。

本研究では、こうした透明アンテナを実現すべく、電磁界解析による解析的アプローチとアンテナ試作による実験的アプローチの両面から研究を進めている。

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